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最近、外出するときに帽子を手に取ることが増えた。髪型が決まらない朝に便利という理由もあるけれど、それだけではない。いつも着ているデニムやスウェットにキャップを合わせると、少しだけ雰囲気が変わる。頑張っておしゃれをした感じにならず、それでいて全体が物足りなくならない。この気軽さが気に入っている。とはいえ、キャップなら何でもいいわけではない。ロゴが大きすぎるものや、スポーティーな印象が強すぎるものは、普段の服と合わせたときに少し浮いてしまうこともある。今回気になったのは、バーバリーとポロ ラルフ ローレンの新作。どちらもチェック柄を使っているのに、見た目の雰囲気はかなり違っている。
バーバリーのCheck Baseball Capは、遠目には落ち着いて見えるのに、近くで見ると意外と凝ったデザインだ。ダークグリーンをベースにブルーを効かせたチェック柄は、いわゆる定番のベージュ系とは違う表情がある。しかも6パネルを均一に並べるのではなく、柄の配置に変化をつけている。個人的には、この少し不規則な見せ方が好きだ。チェック柄はどうしてもクラシックな印象になりやすいけれど、配置に変化があることで、昔ながらの雰囲気に寄りすぎていない。白いTシャツに黒いパンツという簡単な服装でも、頭まわりにこの柄が入るだけで印象が変わりそうだ。

つばに施された馬上の騎士のアップリケも、よく見ると面白い。正面に大きなロゴを配置するのではなく、少し視線をずらした場所にブランドらしさを置いている。こういう控えめなデザインは、大人の普段着に取り入れやすいと思う。例えば、ネイビーのニットにグレーのスラックス、足元はレザースニーカー。そこにこのキャップを合わせると、きれいめな服装に少しカジュアルな空気が加わる。反対に、古着風のデニムジャケットやカーゴパンツと合わせても面白い。チェック柄があるからといって、全体までトラッドにまとめる必要はない。むしろ、少し違うテイストの服と合わせたほうが今っぽく見える気がする。チェックのキャップを探していると、バーバリー コピーという関連カテゴリーも目に入るが、デザインを比べるときは柄だけでなく、パネルの形や細部の仕上げにも目を向けたい。
バックのサイズ調整部分も見逃せない。マットなシルバーのバックルを採用しているため、後ろ姿まで落ち着いた印象になっている。小さな金具ではあるけれど、光沢が強すぎないことでチェック柄の存在感を邪魔していない。キャップは正面から見たときのデザインばかり気にしがちだが、実際には横や後ろから見られることも多い。髪を結んで被る日もあれば、髪を下ろして浅めに合わせたい日もある。調整ベルトの使いやすさや、後頭部に当たる部分の感触も確認したいところだ。写真ではきれいに見えても、頭の形によって被り心地は変わる。ここは実物を試してみたい。
一方、ポロ ラルフ ローレンのPlaid Oxford Ball Capは、もう少し気軽で遊びのある印象。ファンシャツから着想を得たクレイジーパターンということで、チェックの組み合わせ方に特徴がある。6パネルとつば部分に異なるチェック柄のオックスフォード生地を使い、色柄のコントラストを楽しめるようにしている。フロントのポニー刺繍はおなじみのモチーフだが、今回はチェック柄と組み合わさることで、いつものスポーティーなキャップとは少し違う雰囲気になっている。バックのホワイトロゴもさりげないアクセント。こちらはバーバリーよりも、休日のカジュアルスタイルに自然に馴染みそうだ。
ポロのキャップなら、個人的には少しラフな着こなしで使ってみたい。白いオックスフォードシャツを軽く羽織り、インナーには無地のTシャツ。ボトムは色落ちしたデニムか、ベージュのチノパン。足元にはキャンバススニーカーを合わせる。特別なことをしなくても、どこかアメリカンカジュアルらしい雰囲気が出ると思う。ラルフ ローレンの服を上下で揃えるのも悪くないけれど、キャップだけを取り入れて、ほかは別のブランドや古着を混ぜるほうが個人的には好みだ。チェック柄に十分な個性があるので、トップスまで柄物にする必要はない。無地の服を中心にしたほうが、帽子の面白さが伝わりやすい。

素材についても少し考えてみたい。バーバリーのモデルはチェックの配置やアップリケ、金具の組み合わせが特徴で、見た目の完成度を重視したいタイプ。一方、ポロのモデルはオックスフォード生地を使ったクレイジーパターンが主役になる。オックスフォード特有の表情はカジュアルな服との相性がよく、チェックの切り替えも楽しめそうだ。ただ、どちらも実際の生地の厚さや裏側の仕上げ、縫製の細かさまでは商品説明だけでは判断できない。キャップは頭に直接触れるものなので、内側の汗止め部分やクラウンの張りも大切になる。長時間被っても窮屈にならないか、つばが好みの角度に見えるか。こうした部分は価格以上に満足度を左右すると思う。
ほかのブランドと比べるなら、ニューエラのベースボールキャップも候補になる。あちらはスポーツやストリートの雰囲気が強く、シンプルなロゴを主役にしたいときに便利。A.P.C.のような控えめなロゴキャップなら、もっとミニマルな服装に合わせやすい。それに対して今回のバーバリーとポロは、チェック柄そのものを楽しむタイプだ。同じキャップでも、何を主役にしたいかで選び方は変わる。ブランドの知名度だけで決めるより、自分が普段着ている服との相性を考えたほうが失敗しにくい。価格についても、素材や刺繍、金具の仕上げ、実際の着用頻度を含めて考えたい。毎週のように使うなら多少高くても納得できるかもしれないが、特別な日にしか被らないなら慎重になりたい。
今のところ、きれいめな服装を少し崩したいならバーバリー、休日のデニムやシャツに気軽に合わせたいならポロ、という気持ちでいる。どちらか一方が圧倒的に優れているわけではない。バーバリーは落ち着いた配色の中にデザインの工夫があり、ポロはチェックの組み合わせ自体に楽しさがある。キャップは小物だからこそ、気に入ったものを長く使いたい。流行っているから買うのではなく、鏡の前で被ったときに「あ、これなら今日の服に合う」と自然に思えるかどうか。結局、そういう感覚が一番大事なのかもしれない。
