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[Q] エルメスの24年秋冬アクセサリーが発表されましたが、第一印象はどうでしたか?
[A] 今季は一言で言うと「定番モチーフの素材で遊ぶ楽しさ」が詰まっていますね。特に船の鎖を象ったシェーヌ・ダンクルの「ミニ・マイヨン」ラインから出たエナメルピアスは、いい意味で肩の力が抜けていて素晴らしい。ホワイトはもちろん、エルメスオレンジやペールブルーみたいな綺麗なカラーが載ることで、これまでの重厚なシルバーアクセとは全く違う、ポップで上品な表情に仕上がっています。
[Q] 逆に「これは人を選ぶな」と感じた、注意が必要なアイテムはありますか?
[A] 批評的な意味で言わせてもらうなら、ピラミッドスタッズの「クルー・メドール」を使ったレザーブレスレットですね。デザイン自体は幾何学的でめちゃくちゃモードで格好いいんですよ。ただ、手首にしっかりボリュームが出る分、袖口がタイトなアウターやニットを着ていると引っかかったりゴワついたりします。買う前に自分の普段着る冬服の袖幅と相性がいいか、ちゃんと確認しないとタンスの肥やしになるリスクがあります。

[Q] 「オランプ」のリングやイヤーカフはいかがでしょう?1970年代の復刻デザインですよね。
[A] 「オランプ」は文句なしにおすすめできます!レザーの「ヴォー・マダム」とメタルのコントラストが本当に綺麗で、真ん中に浮き出る「H」の主張も控えめ。イヤーカフは特に優れもので、金属だけのイヤーカフって長時間着けていると耳が痛くなったり滑り落ちたりしやすいんですが、レザーが挟んであることで装着感が柔らかく、見た目にも温かみが出ます。冬のタートルネックにはこれ以上ない相棒ですよ。
[Q] レザーやエナメルを使ったアクセサリーって、毎日の手入れや傷みが気になりませんか?
[A] そこは絶対に直視すべきポイントです。革製品は汗や水気に弱いですし、エナメル加工も衝撃で傷がつくことがあります。高価なエルメスだからこそ、雨の日や家事・手洗いの多い日常で気兼ねなく使うには少しハードルが高いのも事実。だから最近のおしゃれな人たちって、傷や濡れを気にせずガシガシ使えるHERMES スーパーコピーのアクセやシンプルな地金リングを普段使い用にして、本物のエルメスは晴れた日の会食やパーティー限定で大切に身につける、みたいな「割り切ったリスクヘッジ」を上手に取り入れているんですよね。そういう柔軟な付き合い方も全然ありだと思います。
[Q] 他のハイブランドの秋冬ジュエリーと迷っている場合、エルメスを選ぶ理由は何ですか?
[A] 例えばシャネルのココクラッシュやカルティエのリングって、ファインジュエリーとして完璧すぎて「特別な日の宝飾品」という枠組みから出にくいんです。一方で、エルメスはスカーフ柄(ブリッド・ドゥ・ガラ)のエナメルブレスレットに見られるように、伝統的なクラフトマンシップを「普段のカジュアル服」に落とし込むのが圧倒的に上手い。スウェットやデニムに合わせても嫌味にならないモード感を作れるのが、エルメスを選ぶ一番の理由ですね。

[Q] 今季のラインナップの中で、一押しのスタイリングを教えてください。
[A] あえて服のトーンを徹底的に抑えることです。黒やチャコールグレーのシンプルなカシミヤニットを着て、耳元にペールブルーの「ミニ・マイヨン」ピアスをひとつ。手元には「オランプ」のリングをサラッとつけるだけ。アクセサリーのカラーと「レザー×メタル」の異素材感だけを際立たせる、そんな足し引きの効いたコーディネートが一番洗練されて見えますよ。
[Q] 最後に、今季のコレクションは結局「買い」ですか?
[A] 自分のライフスタイルに合っているなら間違いなく「買い」です。ただブランド名だけで選ぶのではなく、自分が手入れの手間を愛せるか、手持ちの冬服に馴染むかを冷徹に見極めて、自分だけの運命のピースを選んでほしいですね。
